お正月にお口のトラブルを起こさないために

熊本県玉名市の桐野歯科医院 です。

 

お正月はお口の中のリスクが高まります お正月はおいしいごちそうを食べたり、遠出や初詣、初売りにでかけたり…と、どうしてもいつもと違うリズムの生活になりますね。

お正月は歯のケアがついおろそかになりがちです。 ごちそうを食べ、お酒を飲んだままつい眠り込んでしまったり、夜更かしをして生活のリズムが狂って疲れやストレスがたまったりすると、いつもよりお口の中のリスクが高まります

◆むし歯や歯周病のリスクが増加 年末に潜むお口のハイリスク お酒や食べ物には糖を多く含むものが多いため、歯磨きをせずに眠ってしまうと糖分がお口の中に長く残り、むし歯のリスクが高まります

また、ダラダラ食べ続けることも歯の再石灰化を妨げてしまいます。 不規則な生活や疲れは、免疫力を低下させ、歯周病を悪化させる原因になります。また、アルコールには利尿作用があります。

身体の水分量が減ることでお口の中の自浄作用・抗菌作用がある唾液の分泌量も減ってしまうため、お口の中の細菌が増え、むし歯や歯周病のリスクが高まります

アルコールを飲むときは水やお茶なども間に挟み、水分不足にならないように気を付けましょう。 お正月も歯のケアを気を付けましょう お正月中は、歯科医院もほとんどがお休みです。歯が痛む、歯茎がうずく…などのお口のトラブルが起こらないよう、歯磨きなどのいつものケアは忘れずに行ってください。特に眠る前はしっかりと行うようにしましょう。

2026年もみなさまの健康を守るためにスタッフ一同、より一層努力してまいります。来年もどうぞよろしくお願いいたします。
体調に気を付けて、良い年をお迎えください。

2026年1月の医院からのお知らせ

熊本県玉名市の桐野歯科医院 です。

1月の医院からのお知らせ

2025年 年末年始の休診のお知らせ

2025年12月28日 日唯日から 2026年1月4日 日曜日まで休診いたします。
2025年も有難うございました。2026年もどうぞよろしくお願いたします。
 
1月7日水曜日は院内ミーティングのため午後の診療は 15時(午後3時)からとなります。ご了承ください。
 
 
 
院長
 
 
 
 

お⼝のケアで健康を守る

熊本県玉名市の桐野歯科医院 です。

感染症に要注意!

こんにちは。冷え込みも強まり、厚手の上着を着こむ毎日になりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

今年はインフルエンザの流行が例年より早く、全国各地ですでに警報級となっています。インフルエンザの対策にはワクチン接種、手洗い、うがい、マスク、換気などが基本中の基本ですが、実は口腔ケアをしっかりすることも非常に効果的です。

インフルエンザは鼻やのどの気道の粘膜に付着して細胞内に入ったウイルスが増殖して体外に放出されることで感染拡大していきます。

口腔ケアが感染症予防につながります

お口の中にできる歯垢1㎎の中には約1億~2億個、約600種のウイルスや細菌が存在していると言われます。インフルエンザウイルスもその中のひとつです。

歯垢の中の細菌が出す「プロテアーゼ」という酵素がありますが、これはインフルエンザウイルスが気道の粘膜から体内に侵入しやくする特性があります。お口の中の清掃(口腔ケア)をしっかり行うことがインフルエンザ予防に役立つ理由がこれです。

口腔ケアは、インフルエンザだけでなく、むし歯や歯周病予防はもちろん、全身のさまざまな病気の予防にもつながっています。

お口のケア、お手入れは歯科医院にお任せ

まだまだ続く感染症の季節を乗り切るために、毎日のご自身の歯磨きなどのケアをしっかり行いましょう。

入れ歯をお使いの方は入れ歯のお手入れも大切です。ご自身の歯と同じように、毎日きれいに歯垢や汚れを落としてあげましょう。ご自身では取り切れない歯周ポケットの中のケアや、歯石の除去は歯科医院にお任せください。

2025年も残りわずかとなりました。健康で楽しい年末年始を迎えられますよう、ご自愛ください。今年も一年ありがとうございました。

2025年 年末年始の休診のお知らせ

熊本県玉名市の桐野歯科医院 です。

2025年 年末年始の休診のお知らせ

2025年 年末年始の休診のお知らせ

年内の診療は12月27日(土)まで

年明けは1月5日(月)からとなります。
2025年も有難うございました。2026年もよろしくお願い致します。
 
院長
 
 
 
 

12月の医院からのお知らせ

熊本県玉名市の桐野歯科医院 です。

12月の医院からのお知らせ

12月診療スケジュール変更のお知らせ

12月10日(水)は院内ミーティングのため、
午後の診療は15時(午後3時)から
となります。
ご了承ください。

11月の医院からのお知らせ

熊本県玉名市の桐野歯科医院 です。

11月の医院からのお知らせ

11月診療スケジュール変更のお知らせ

11月12日(水)は院内ミーティングのため、
午後の診療は15時(午後3時)から
となります。
ご了承ください。

口臭の原因

熊本県玉名市の桐野歯科医院 です。

秋も深まってまいりました。

11月になるともう今年もあとわずかだと実感しますね。日に日に寒くなってきますので、忙しい年末に向けて健康に気を付けて過ごしましょう!

11月、もう年末

朝起きるとお口が臭いなぁと思いませんか?これは強弱はありますが、誰でも起きる生理的現象です。特に起床時は一日の中でも口臭が強い時間です。

この口臭の一番の原因は口腔内の細菌が食べかすや死んだ細胞を分解する時に発生する臭気ガスです。この現象は生理的口臭と呼ばれます。

では、なぜ起床時に生理的口臭が強くなるのかというと、次のような理由があります。

① 就寝中は口腔内を洗浄・抗菌する役割を持つ唾液の分泌が減る
② 空気を嫌う口腔内の細菌が多いため、お口をずっと閉じている就寝中に繁殖・活動が活発になる
③ そのため、臭気ガスが発生しやすくなる

起床時に生理的口臭が強くなる原因

お口の中をよく見てみると、歯の隙間などに柔らかく白っぽいものが付着していることがあります。これは歯垢(プラーク)と呼ばれ、正体は何億個もの口腔内細菌のかたまりです。そして付着したまま時がたち、歯垢が硬くなったものが歯石です。

また、舌に白く付着している苔のようなもの(舌苔)も口腔内細菌のかたまりです。

また、歯の表面を舌で触るとぬるぬるしていることがありますが、これも細菌が手を組み、強固な膜(バイオフィルム)を作ったものです。

口臭予防には夜寝る前の歯磨きや口腔ケアが大切

歯垢や舌苔も口臭の原因ですので、夜寝る前の歯磨きや口腔ケアをしっかり行うことが大切です。(※舌苔は舌の粘膜を保護する役目もありますので、すべて取り除く必要はありません。ふっくらとしたピンク色の舌にうすく白いものがついているのが良い状態です)また、歯石になってしまったものは歯磨きではとれません。

歯石やバイオフィルムはセルフケアでは落とすことはできませんので、歯科での専門的なケアを受け、これらを取り除くようにしましょう。口臭はもちろん、むし歯や歯周病予防など、お口全体の健康にもつながります。

歯科での定期的なケアは保険診療で受けられますので、お声がけください。

歯科衛生士の役割

熊本県玉名市の桐野歯科医院 です。

こんにちは。長い残暑もようやく影を潜め、秋らしくなってまいりました。

今年は秋の味覚の代表格のさんまも久し振りに豊漁とのこと、おいしくたくさんいただきたいですね。

みなさんが歯科に来るとお口のクリーニングなどをしてくれる「歯科衛生士」。

「先生の助手さんでしょ?」と思われている方も多いと思いますが、実は歯科医療業務を行うことができる国家資格を所有した「口腔ケアの専門家」です。

どんなことができるの?

歯科衛生士は、直接患者様の口腔内の処置をすることを許されています。

歯科医師の横について器具を渡したり、唾液や水の吸引などの診療補助業務のほかに、このようなことを行うことができます。

①歯科予防処置

むし歯や歯周病にならないように直接口腔内への処置を行うことができます。

歯周病は歯を失う原因のトップですが、これらの原因となる細菌を多く含むプラークや歯石などを器具を使用して除去したり、歯や口腔内についた汚れの除去や舌のケア、口腔内の疾患を予防するための薬剤塗布などを行います。

②歯科保健指導

お口の中の状況をみて、生活習慣・歯磨きやフロスなどの使用方法を指導します。幼稚園や小学校などに来て大きなお口の模型を持ってお話ししているのを見たことがある方もいるのでは?

③口腔機能訓練

高齢者など、必要な方に咀嚼や嚥下(飲み込み)の機能を鍛えるための訓練を行います。

飲み込む機能が衰えると唾液や食べ物が気道に誤って入ってしまう「誤嚥性肺炎」を引き起こしやすくなります。

入院した高齢者の肺炎の種類を調べたところ、80歳代の8割、90歳以上では9.5割以上が誤嚥性肺炎だったというデータもあります。

④ホワイトニング

歯科医師の指導監督の下、ホワイトニングの施術や歯を白く保つためのアドバイスを行うことができます。

このような守備範囲の広さを生かし、歯科衛生士は歯科医院の中だけでなく、高齢者施設や保健所など、さまざまな場所で活躍しています。

歯科医院では歯科医師をはじめ、さまざまな職種が力を合わせて診療を行っています。

歯科衛生士がお役に立てることはたくさんあります。

お口の中のことで気になることがありましたら、ぜひお気軽にご相談ください!

10月の医院からのお知らせ

熊本県玉名市の桐野歯科医院 です。

10月診療スケジュール変更のお知らせ

10月8日(水)は院内ミーティングのため、
午後の診療は15時(午後3時)から
となります。
ご了承ください。

くさび状欠損をご存じですか

熊本県玉名市の桐野歯科医院 です。

こんにちは。9月になりましたがまだまだ暑い日が続きます。熱中症に気を付けて、元気に残暑を乗り切りましょう!

歯の根元に水が当たるとしみる…
歯ブラシが当たると痛い…
冷たい風が当たるとしみる…

こんな時、一番初めに思い浮かぶのがむし歯ですが、歯がしみる原因は他にもあります。

みなさんは「くさび状欠損」をご存じでしょうか。

くさびの形は、ホールケーキが三角形に切り分けられたような形です。

くさび状欠損はその名の通り、歯の根元がくさびのようにくぼんでしまうことです。

原因はいくつか考えられますが、

・強い力で歯みがきをしている
・歯ぎしりや食いしばりなどで歯に強い力が加わる
・かみ合わせが悪い

などが挙げられ、歯の根元に強い力が加わっていることが共通点です。

歯ブラシを強く当てていると歯茎が下がりやすくなり、通常歯茎で守られている歯の根の部分が露出して、歯ぎしりなどで強い力が加わると歯が割れたり摩耗しやすくなってしまいます。

発症しやすいのは正面中心から見て3番目と4番目の歯(犬歯とその隣の小臼歯)です。

くぼみが深くなると歯の内面にある柔らかい組織である「象牙質」が露出し、むし歯になりやすくなります。また、知覚過敏の症状も出てきます。冒頭に挙げたような症状が出ていればそれはもうくさび状欠損が進行している状態です。

処置としては、進行度によりますが、くぼんでしまった部分に薬を塗ったり、むし歯の処置でよく使用されるコンポレットレジン(CR)を詰めたり、といったものがあります。特に症状が強い場合は、神経を抜くこともあります。

就寝中の歯ぎしりや食いしばりを予防するためのマウスピースを使用することも有効です。歯科医の診断があれば保険診療が適用できますので、気になる方はまずご相談ください。